行ってきました、テスラ モデル3試乗!
話題の最新鋭の電気自動車メーカー「テスラ」。
果たしてその実力は?エクシーガの次の車として活躍できるのか?
たっぷり30分試乗して、色々とディーラー営業にも聞いてきたので全部共有します!
ミニバン・SUVからの乗り換えを考えている人はぜひ参考にしてください♪
この記事の目次
テスラ名古屋!ディーラーの作りから違う
テスラ名古屋ディーラーの中はこんな感じ。

普通のディーラーだと背もたれ付きの椅子があって、子供の遊ぶ場所があって、カタログがずらっと並んでいて、ドリンクが出てきて。。。
と色々ありますが、テスラは一切なし!
写真撮り忘れましたが、椅子は背もたれなく高いけど、おしゃれ。
机の上にはiMacが置いてあって、すぐに見積もりも見れます。
さらにドリンクなども出てきません。
つまり、試乗して営業から話を聞くだけで終了という非常にシンプル。
一切の無駄を省いた店舗作りに、いきなり常識を破られました^^
到着してすぐにチャイルドシートをモデル3に付けて、いざ試乗出発!
モデル3の良かった点
一切の無駄を削ぎ落とした未来のデザイン性に惚れる

インパネにはディスプレイのみ。
普通の車にあるボタン類は一切ありません。
「未来の車ってどんな感じ?」という疑問に対する回答が、まさにテスラ。
未来を感じるデザイン性のワクワク感は、他メーカーの追随を一切許しませんね。
運転性能が別次元!低重心が素晴らしい
試乗では名古屋市内を運転。
車の少なめの大通りも運転させてもらい、加速チャンスだったんですが。。。
なんだこれ!という加速性。
しかもめちゃくちゃ静かに加速するんですよね。
エンジンだと加速する時エンジン音が吹くんですが、テスラはモーターなのでエンジン音なんてありません。
そのくせ加速は恐ろしいほどするので、驚き。
さらにバッテリーが床下に敷き詰められているため、重心が低い。
これにより、車の安定性(剛性)も非常に高く、どっしりとした安定感が半端ない。
正直BMWよりも安定感あるんじゃないかな?
またハンドリングも非常にシャープで、めちゃくちゃ運転しやすかったです。
回生ブレーキでブレーキいらず
アクセルから足を離すと回生ブレーキが効くんですが。。。そのまま車停止します。
つまり、ブレーキを踏まなくて良いんです。
これ、ガソリン車運転している自分からすると感動でしたね。
ブレーキで必要な力を全て電力に変える回生ブレーキがしっかり効いっているのが体感できます。
車内の快適性も性能も素晴らしい!
360度モニターが付いているため、走りながら後・横をディスプレイに表示して確認できます。
さらに歩行者や隣の車までも常時モニターに次々と映るので、安全性が素晴らしい。
もちろん衝突安全装置も付いているため、ぶつかりそうになったら自動でブレーキがかかります。
シートも素晴らしく、非常に座り心地が良い&質感も非常に高い。
さらにスピーカーが15個も付いているので、音も感動するレベルで良かったです。
モデル3のここはちょっとな
モデル3のガラスルーフは開放感が低い
テスラと言えば、前席から後ろのトランクまで続くガラスルーフの圧倒的開放感。
しかし、モデルSやXにはないんですが、モデル3では天井真ん中に梁が付いています。
梁の場所がちょうど後部座席の人の目線に入るため、邪魔。
視界としてはこんな感じです。(画面上が梁)

ぐっと首を上に向けると開放感はあるんですが、それでも梁が邪魔。
視界としてはこんな感じなります。(画面下が梁)

普段の姿勢では開放感が思ったよりもなかったですね。
トランク容量はやはり少なめ
モデル3のトランク容量は前後併せて425L。
後ろのトランクだけだと350Lもありません。
さらに高さが400mmしかないため、高さのある荷物は詰めません。
まあモデル3はセダンタイプなので、仕方ないっちゃ仕方ないんですが、ファミリーユースには不向きですね。
ヒッチメンバーは日本モデルは不採用
私はロードバイクをするため、ロードバイクが詰めるのは必須。
一応2列目倒してタイヤを外せば乗りそうですが、ヒッチメンバー付けれれば車外に積むことが可能。
なんですが。。。残念ながら日本モデルではヒッチメンバー付きません!
アメリカや欧州では付くのに、なぜなんだ(涙)
チャージステーションが日本西側は貧弱
私は滋賀県や奈良県によく行くんですが、残念ながらチャージステーションがまだまだ貧弱。
下の画像の赤と黒のピンがチャージステーション。

東京・名古屋・大阪は充実していますが、それ意外の都道府県ではまだまだ貧弱ですね。
チャージステーションはテスラサイトのコチラで確認できます。
自宅チャージすれば近場は良いんですが、遠出が厳し目です。
まあそれでも満充電で約400kmは走るので、Chademoなどでホテルで充電できればクリアできる問題ではあります。
日本におけるサービス網の弱さ
テスラ直轄のサービスセンターは東海地方では名古屋1店舗のみ。
ヤナセがテスラと提携してサービスを展開していますが、北海道・宮城・埼玉・神奈川・愛知・大阪・岡山・福岡で各1店舗ずつあるのみ。(詳細はコチラ)
故障時のサービスが該当都道府県で、かつ近くなら良いんですが・・・それ以外の場所だといざという時困りそうです。
結論!モデル3は買いか否か
ファミリーユースのメイン車として使うのはストップ!2台目としてならあり
残念ながら結論としてはここに至りました。
- トランク容量小さいのにヒッチメンバー付けれない
- サービス網が貧弱すぎる
- ガラスルーフの開放感が今ひとつ
この3つが大きな理由ですね。
トランク容量小さいので、今ミニバン・SUVに載っている人は荷物は半分しか詰めないと考えてください。
子供が大きくなって荷物減ってるならありですが、まだ子供が小さくて1台で家族旅行いくとなるとツライ。子供1人なら大丈夫ですが、2人以上だと無理かな、という感じでした。
またサービス網が貧弱すぎるので、故障すると詰みます。
正確に言うとテスラまたはヤナセが代車を準備してくれますが、店舗が少ないので代車が来るのに時間がかかる事が予想されます。
その間車が使えなくなってしまうので、車必須の地域に住んでいる人にはツライ。
そして最後のガラスルーフの開放感が今ひとつだったのは、残念な点ですね。
あの梁をなくしたいならモデルSかモデルXに乗りなさい、という話ですが、どちらも1000万超え。
よし、もっと仕事頑張ろう(笑)
ってことで、今回我が家のエクシーガの次のメイン車としては、モデル3は候補から外れてしまいました(涙)
でもめちゃくちゃ未来を感じれる素晴らしい車だったのは確か。
後10年して、子供が大きくなったら候補として考えようと思います。
おそらく10年もしたらサービス網も強化されているし、もろもろの課題も解決されているでしょう!(その前にテスラがあるか?も疑問ですが(笑))