転職の面接では、企業側は現場の部門長や役員が対応しますが、人事部の人間も同席するのが一般的。
最初の面接では課長クラスが、役員面接では部長クラスが同席します。
そんな人事が何を見ているのか?
実際に転職した企業先の人事で「どこを見ているんですか?」をリアルにヒアリングしてみたので、その回答を公開します!
人事部は面接で配属部門の部長や、役員とはまた違った目線で見ています。
人事部にどこを見られているかしっかり意識しておきましょう!
人事部 課長・係長クラスの面接チェックポイント

最初の面談で同席するのは、人事部の課長または係長クラスの人間。
そんな人事部課長・係長が見ている点は、実は単純に2つのポイントのみ。
- 清潔感があるか?
- 社会人マナーがあるか?
文章にすると当たり前じゃん!って事なんですが、この当たり前をクリアできない人も一定数いるという摩訶不思議(汗)
髪がボサボサだったり、スーツがよれよれな人、いわゆる見た目が汚い人は生活態度も悪いと見られます。
清潔感とは、別に顔の良し悪しではなく、身だしなみの話ですよ。
また、ちゃんと挨拶ができるか?ハキハキと質問した回答を答えれるか?も見られます。
要は社会人としてマナーがちゃんとしているか?って話です。
清潔感としては、ちゃんと髪を切って、サイズの合ったスーツを着ているか?また女性であれば過度な化粧はしていないか?でクリア。
また社会人マナーとしては、最初のあいさつやハキハキと明瞭に話せればOK。
清潔感がない=生活がルーズ=会社の他メンバーに悪影響
社会人マナーがない=コミュニケーションが取れない=お客様や周りに悪影響
という判断がされます。
はっきり言って、今後のキャリアを考えて転職しようとしている人にとっては難しい事ではないので、サクッとクリアしておきましょう!
人事部 部長クラスの面接チェックポイント

最終面接や役員面接で同席するのは、人事部の部長クラス。
部長クラスが見ているのは。。。
- 地頭は良いか?
- 自社に合った人材か?
この2つです。
地頭の良さは、ポンポンと全然違う質問を投げてくるパターンが非常に多いですね。
ポンポンと投げられる質問に対して、的確に素早く回答をしていければクリアできます。
物事を様々な角度から見て分析できるか?
これが地頭の良さでもっとも見られている箇所になります。
そして、実はもっとも大事なのが「自社に合った人材か?」
これは回答が難しいですが。。。
大企業・・・協調性
ベンチャー企業・・・モチベーションの高さ
と、企業規模によってこの2つに別れます。
大企業は1人でやる仕事は少ないため、基本チームで動きます。
このため、会社のチームメンバーと上手くやっていけるか、協調性を一番見られます。
上場している企業や、社歴の長い企業が協調性をよく見ます。
一方のベンチャー企業。
人手が足りないベンチャー企業では1人で様々な事をやらなければなりません。
このため、モチベーション高く、自分から仕事をガンガンやるタイプの人間を欲します。
大企業とベンチャー企業で見るポイントが真逆なのが面白いですね。
あなたが応募した会社が、協調性を求めるのか、モチベーション高くやる気を求められるのか?
面談で現場のメンバーと話せばすぐに分かる事なので、しっかりと見極めていきましょう!