東京電力ホールディングスは家庭向けガス販売の全国展開を始める。まず年内に中部地方に、さらに関西地方にも今後進出するなど、営業エリアを順次広げていく。ガスの販売は2017年4月に全面自由化されたが、東電の地方への進出で地域をまたいだ競争が本格化する。価格競争も激しくなる見通しだ。
2019/10/01 日経新聞より
東電子会社の東京電力エナジーパートナーと、静岡が地盤であるガス大手のTOKAIが10月1日に共同出資会社を名古屋市に設。。。
本日から消費税増税スタート!増税は色々なサイトでどこがお得かとか説明しているので、当サイトではあえて東電が全国ガス事業へ進出する話を(笑)
ガス自由化が決まり、早二年。
政府の思惑とは違いまったく進んでいないガス自由化。
電気は新興勢力も出てきて活性化していますが、ガスはまだまだ。
実は都市ガスは政府が料金を決めてるんですが、プロパンガスは料金はガス事業者が自由に決めていいって知ってました?
以前住んでいたアパートのガス代があまりにも高くて調べて、私も初めて知りました。
※値段交渉したら半額ほどに下がったので、あまりに怪しくて徹底的に調べました。
もともと日本のガスはプロパンガス。家にボンベを持ってきて使うタイプですね。
このプロパンガス屋って、ビックリするほどブラックボックス化されています。
よくよく家の周り調べてください。聞いたことのないような、地元企業っていうか街のガス屋がやっているケースが非常に多い。
さらにガス代金は都市ガスと違って政府が決めておらず、各ガス屋に任せているので・・・ぼったくりもあるし、そもそも価格競争がまったく進んでいないんです!
このデジタル時代に価格競争が起きてないなんて、信じられませんね。
そこへ一石投じるのが東京電力。
これまでは首都圏のみでガスを販売してきましたが、地方へも進出。
記事ではプロパンガスもやるか明確にかかれてませんが、ぜひ進出してブラックボックスになっている業界をぶち壊して欲しい。
それで潰れる会社はこれまでの長い間、業界のブラックボックスに甘えて企業努力してなかっただけ。
この一年でどう変わるか、要注目です!