映画ドラゴンクエストユアストーリーは最低評価!ビッグタイトルなのにクソ映画となってしまった理由は?

懐かしの名作ドラゴンクエストV。その映画化という事で話題となった「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」、もう観ましたか?

私は公開初日に見てきたんですが。。。近年稀に見る最低評価の映画でした(怒)

父親から子供へ、結婚を経てその子供へと親子3代に渡って描かれたドラゴンクエストシリーズでも屈指の人気作品「ドラゴンクエストV」。

そんなビッグタイトルで、子供時代に熱中したゲームという思い出補正もあって期待大だった「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」。

何で最低評価になってしまったのか、ネタバレありで徹底的に解説していきます!

ネタバレ満載!キャラクター紹介

ここからはネタバレ満載で解説していきます。

普段なら映画をまだ観てない人はストップ!という所ですが、本作はおすすめ度★0という最低映画。

よって、まったく映画を観に行くことをオススメしないので、気にせず読んじゃって下さい(笑)

主人公 リュカ

頭の紫ターバンが特徴の、言わずとしれた主人公。

幼少時代は父親のパパスと旅→ゲマに攫われ奴隷→脱出&結婚するも再び妻をゲマに触られ石化→子供アルスによって石化から復活→妻をゲマから救い出しミルドラースも倒す、とスペシャルハードモードな人生を送る主人公。

その不憫さに共鳴し、それでも子供と一緒に妻を救い世界も救うという、まさに勇者の姿に感動間違いなし!

と思いきや、子供時代にドラゴンクエストVに嵌っていた単なる社会人。

VRゲームのドラゴンクエストVをプレイし、本ゲーム世界を主人公として疑似体験している。

パパス

主人公のお父さん。妻マーサをゲマに攫われ、救い出すために子供のリュカを連れて旅に出る。

ヘンリー王子救出でゲマと巡り合うも、リュカを人質に取られ攻撃を受け死亡。

妻のために王を辞めるのもカッコいいし、子供のために自らを犠牲にするシーンも屈指の胸アツシーン。

ただし、本作での正体は単なるVRゲームのNPCである。

サンチョ

パパス、リュカ、その子供のアルスと三代に使えた従者の鏡。

パパスとリュカが行方不明になっても家出待ち続け、リュカが石化後は息子のアルスと旅をし復活の杖をゲットし主人公を救う。

さらにその後、リュカの妻と母親のマーサを救うため最終局面までリュカと同行。

まさに従者の中の従者。

特にリュカが奴隷から逃げ出し、実家で再開するシーンは感動。

ただし、本作での正体は単なるVRゲームのNPCでである。

ヘンリー王子

ラインハット王国の王子。

ゲマに攫われ、パパスが死ぬ原因となった人物。

その後ゲマにリュカと共に攫われ、奴隷として過ごす。

リュカと脱出成功した後は、ラインハット王国に帰り、魔族との戦いに応じとして備える。

ラストのゲマとのバトルでは、兵を引き連れリュカのピンチに駆けつけるという胸アツ展開。

ただし、本作での正体は単なるVRゲームのNPCである。

ビアンカ

幼き頃、リュカとともにレヌール城のおやぶんゴーストを倒した幼馴染。

その後、強力な魔法使い冒険者として有名になる。

サラボナの魔物ブオーンをリュカと一緒に退治する。

ブオーンを倒した褒美としてフローラと結婚するリュカの背中を押すが、実はリュカが好き。

勝ち気な性格が災いして、本当は好きなのにフローラにプロポーズするよう言うけど、リュカが見ていない所で泣きそうな顔をしたりと「ザ・幼馴染の女の子」。

自分の本当の気持ちに気づいたリュカにプロポーズされ、結婚。

アルスを生むが、直後にゲマに攫われ石化されてしまう。

しかし、アルスとリュカに助けられ、ゲマとのラストバトルを迎える。

幼馴染ポジションとしてもかわいいし、母親の面もあってまさに共感シーンが多数あります。

ただし、本作での正体は単なるVRゲームのNPCである。

フローラ

サラボナの大富豪の娘で、街中の男性の憧れの女性。

幼少期にリュカと出会っており、実は好き。

魔物ブオーンを倒したリュカにプロポーズされ喜ぶが、リュカが本当はビアンカが好きと見抜く。

変化の杖で老婆に変身し、リュカに本当の気持ちに気付けさせ、自分との婚約を破棄させる。

いや、マジでかわいくて男性の憧れの的間違いなしです。

私はゲームではビアンカ派でしたが、映画を見てフローラ派になりました(笑)

ただし、本作での正体は単なるVRゲームのNPCである。

ゲマ

魔王ミルドラースを復活させようとする悪の神官。

天空人の末裔であるマーサやビアンカを誘拐し、人質を取りパパスを殺し、リュカも石化させるなど悪逆非道の悪。

映画でも屈指の悪であり、逆に気持ち良いくらいの悪いやつである(笑)

ドラゴンクエストVはコイツがいるから様々なドラマが生まれており、ゲマがいなければここまでの大ヒットはなかったでしょう。

ただし、本作での正体は単なるVRゲームのNPCである。

衝撃のラスト!僕たちが見たかったのはコレじゃない

ビアンカの石化が溶け、絶体絶命のピンチからヘンリー王子が助けに来て、いよいよ宿命のゲマを倒した!

しかし、ゲマが最後に自分の命をかけてミルドラースを復活させ、いよいよミルドラースとのラストバトル!

と思った矢先に、世界が止まる。

「おお、ここから映画オリジナルストーリーか?」と思ったら。。。

「ここは単なるゲーム世界です。私はウィルスです」



ええ!?何、この超展開。

そして景色からもキャラクターからも色が抜かれ、真っ白な平面世界になる。

実はこの世界は未来のVRゲームで、主人公リュカは子供時代にドラゴンクエストVが大好きだった社会人。

VRゲームでドラゴンクエストVを疑似体験していただけ。

ゲームを破壊しようとするミルドラースに対し、実はゲームの管理人だったスラリンからワクチンの剣をもらい、ミルドラースを倒すリュカ。

そしてゲーム世界は元に戻り、エンディングを迎えます。

最低評価のクソ映画になったのは、ドラゴンクエストVじゃないから

ストーリー省きまくってて、ドラゴンクエストVやってない人は置いてけぼりになるとか、

子供が双子だったはずが1人になってるとか、

スラリンが管理人だったとか、

ツッコミどころはたくさんありますが、そこはいいんです!

思い出補正で全て許します。

しかし、最後のミルドラースがウィルスで、実はゲームでキャラクターはNPCだはいただけない!

パパスの勇気と愛も、
サンチョの不器用さも、
フローラの愛ある行動も、
ビアンカの幼馴染ゆえの照れ隠しも、

映画に出てくる全キャラクターを台無しにします!

一応ミルドラース(ウィルス)を倒した後、ゲーム世界は元に戻ってエンディングに向かいます。

登場キャラクター達が喜びのセリフを言うんですが。。。全キャラNPCで決まったセリフを言っているだけだと思うと、感動も何もありません。

残るのは虚しさだけ。

せっかくフローラ好きになって、ビアンカもサンチョも、パパスもアルスも好きになってたのに、全部が台無しです。

そう、僕らはドラゴンクエストVを楽しみにしていたんだ!!!

せめて最初からVRゲームの世界に入るっていう体でスタートしてたら、まだ許せました。

ストーリーはドラゴンクエストVの世界とキャラクターの魅力をたっぷり語って、思い出補正もあってどっぷりハマって、ミルドラースが来ていよいよラスボスだッ!

って所で「全部VRゲームで、キャラクターもNPCでした〜」って酷すぎません?

近年まれに見る最低クソ映画でしたね(涙)

ドラクエファンであればあるほど許せない映画なので、見る価値なしです。

とりあえず、スマホでドラクエVやって荒んだ気持ちを癒そうと思います(*´ω`*)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。