長かった転職活動の甲斐あって、内示・内定がやっと出た!
やった、あの企業に内定もらえた!
これで転職活動終了だ!
と、喜ぶのはちょっと待った!
実は内定を貰ってからしっかりチェックすべき点があります。
内定後に必ず確認すべべき3つのポイントをまとめたので、しっかりチェックして転職を無事終了させましょう!
1.就労規則のチェック

- 何時に出社して、何時までが定時なのか?
- フレックス制度があって、スタートは何時でも良いのか?
- 残業は残業手当で定額なのか、またはしたらした分だけもらえるのか?
- 年間休日は何日で、土曜や祝日はちゃんと休みなのか?
- 副業はOKなのか?
などなど、働く上で守っていかないといけない制度、それが就労規則です。
まっとうな会社なら明文化してちゃんと従業員に開示しているため、依頼すればすぐに来れます。
これがなかなか出てこない会社は。。。ハッキリいってやばいです。
どれだけ事業内容に魅力を感じても、その実態はブラックの可能性が高いです。
2.人事評価制度のチェック

入社後の昇格条件や給料がどうなるのか?それを文書化しているのが人事評価制度。
入社時の年収は必ずチェックしていると思いますが、大事なのは入社後の昇給について。
ほとんどの会社では役職などでランクがあり、その中でテーブルがあるイメージ。
例えば、ランクとして「課長」「係長」があって、さらにその中で「01」「02」「03」とテーブルがあって、それぞれ給料が決まっている感じです。
このランクとテーブルをしっかり把握して、人事評価でどうやって決まり上がるのか?下がるのか?を把握しましょう。
「人事評価と給与のテーブルを定義した人事評価制度の情報をください」と言えば出してくれます。
3.福利厚生のチェック

意外とバカにならない福利厚生。
最近の流行はポイントが付与されて、自由に利用できる制度ですね。
例えば毎年3万円分のポイントが付与され、準備されている(提携している)福利厚生制度から好きなように使えます。
この他にも資格手当や資格を取得するための学校代の「資格補助」。
さらに一人暮らしの人だったら大切な「社宅手当」。
ITベンチャー系だと、スマートフォン手当やパソコン購入補助金などもあります。
こういった年収(給与)には見えないけど、もらえる額が意外と上がるのが福利厚生です。
入った後に地味に使える福利厚生が、どれだけあるのか?も要チェックです。
まとめ 最後の最後に会社のレベルを見極めるべし!

就業規則、人事評価規定、福利厚生の3つがちゃんと定義されて決まっているか?
どれだけ「従業員を大事にしています!」と言っていても、この3つがちゃんと決められていなかったらただ口で言ってるだけの会社。
ちゃんとした会社は、これらをしっかりと定義して決めています。
特に就業規則と人事評価規定は「会社と従業員との約束事」です。
どれだけリップサービスしようとも、この約束事をしっかりしていない会社は危険です。いわゆるやる気搾取ってヤツですね。
内定が出て嬉しい気持ちが前に出てしまうのは分かりますが、その会社がちゃんとしていないと入った後に苦労します。
最後の最後にしっかりとチェックして、あなたが転職すべき会社かどうかを見極めましょう!